信じるチカラ

焦らなくて大丈夫。
子どもをあたたかく見守る力
先日、
家族4人で外食したあと、
眼鏡屋さんに立ち寄りました。
長男の新しい眼鏡を作るためです。
久しぶりに、
家族以外の人と関わる場面。
もともと人と話すのが苦手な長男にとって、
視力測定の
「右・左」や「ひらがなを読む」
といったやり取りは、
簡単なことではありません。
口に出して伝えるのが
難しそうな様子を見た
店員さんは、
「指で示すのでも大丈夫ですよ」
「紙に書く方法もありますからね」
と、やさしく提案してくださいました。
そのひと言ひと言が、
彼の緊張を少しずつほぐしてくれたようでした。
子どもが安心できる空気が大事
視力検査ひとつでも、
発達の特性がある子にとっては、
大きなチャレンジです。
でも、
その子の「できる方法」を
見つけてくれる大人がいるだけで、
世界はずいぶん違って見えるものです。
今回の店員さんのように、
相手の様子をよく見て、
ていねいに寄り添ってくれる人との出会いは、
本当にありがたいものですね。
親が焦ってしまうと、子どもも不安になる
一方で、
こんな場面にも何度か遭遇してきました。
親御さんが焦ってしまい、
「迷惑かけるな!」
「早くしてよ!」
「そのくらい言えるでしょ!」
と、つい口を出してしまう場面です。
たしかに気持ちはわかります。
「周りに迷惑をかけたくない」
「スムーズに終わらせたい」
そんな思いがあるからこそ、
つい言いたくなるものです。
でも、
そうした言葉が子どもにプレッシャーを与え、
かえって頭が真っ白になってしまうことも
少なくありません。
できても、
できなくても大丈夫
大切なのは、
「うまくできるかどうか」よりも、
子どもが自分のペースで、
落ち着いてやりとりできること。
たとえ言葉にできなくても、
たとえ時間がかかっても、
それでも大丈夫。
親がどっしり構えて、
「できてもできなくてもいいよ」と
見守ってくれることが、
子どもにとって何よりの
安心になります。
見守ることは,信じること
親のやさしいまなざしは、
子どもにとって
「ここにいていいんだ」という
メッセージになります。
それが、心の土台になります。
見守るというのは、
何もしないことではありません。
子どもを信じて待つこと。
困ったときには、
そっと手を差し伸べる準備をしておくこと。
そのあたたかさが、
子どもの中に
「自分でやってみよう」という
気持ちを育てていくのだと思います。
おわりに
子どもが自分らしく、
生きやすくなるためには、
親の「安心して見てるよ」という
態度がとても大きな力になります。
うまくいかない日もあるけれど、
それでも、
子どもの「いま」に寄り添う姿勢を
大切にしていきたいですね。
あせらず、
くらべず、
見守っていきましょう。
子どもは、
自分のペースで、
ちゃんと前に進んでいます。