欲しいものだけを手に入れることはできない

画像の説明

ダメだと思っているものを受け入れると、欲しいものが手に入る

「もっと人に認められたい」
「安心できる毎日を送りたい」
「子どもに自信を持ってほしい」

そんな願いを持っている人は多いでしょう。

しかし、その一方で、

「失敗したくない」
「嫌われたくない」
「傷つきたくない」

という気持ちも強く持っています。

実は、この「嫌なものを避けたい」という気持ちが、欲しいものまで遠ざけてしまうことがあります。

欲しいものには、必ず反対側がある

山には必ず谷があります。

昼があれば夜があり、晴れの日があれば雨の日もあります。

人生も同じです。

喜びだけを選び、悲しみだけをなくすことはできません。

例えば、

・新しい仕事に挑戦したい。でも失敗はしたくない。
・友達を増やしたい。でも断られるのは嫌だ。
・結婚したい。でもケンカはしたくない。
・子どもに自立してほしい。でも親から離れるのは寂しい。

どれも自然な気持ちです。

しかし、「良いことだけ欲しい」「嫌なことは絶対に避けたい」と思っていると、一歩を踏み出せなくなります。

「ダメ」と決めたものが、行動を止める

私たちは知らないうちに、

「失敗は悪い」
「孤独はダメ」
「弱音を吐いてはいけない」

と決めつけてしまうことがあります。

すると、それを避けるために行動できなくなります。

失敗が怖いから挑戦しない。

嫌われるのが怖いから本音を言わない。

傷つきたくないから人と距離を置く。

その結果、本当に欲しかった成功や信頼、人とのつながりまで手に入らなくなってしまいます。

受け入れるとは「あきらめる」ことではない

ここでいう「受け入れる」とは、

「失敗してもいい」
「嫌われても構わない」

と投げやりになることではありません。

「そんなことも人生にはある」

と認めることです。

雨の日があるから傘を持つように、

失敗することもあるから挑戦する。

傷つくこともあるから人と関わる。

そう考えられるようになると、心はぐっと軽くなります。

子育てでも同じことが起こる

発達障害や不登校の子どもを育てていると、

「このままでは困る」
「早く変わってほしい」

という思いが強くなることがあります。

その気持ちは、も自然なものです。

しかし、その不安が強くなるほど、

「ちゃんとやっているかな?」
「また失敗するのでは?」
「本当に大丈夫?」

と、子どもを細かく確認したり、何度も注意したりしてしまいます。

子どもはそれを「信じてもらえていない」と感じ、ますます自信を失ってしまうことがあります。

反対に、

「今はこの子のペースでいい」
「失敗しながら成長していく」

と受け入れられるようになると、親の表情や声かけが変わります。

すると子どもは安心し、自分から動き始めることが少なくありません。

ダメな自分を受け入れると前に進める

一番受け入れにくいのは、自分自身かもしれません。

「もっとしっかりしなければ」

「こんな自分ではダメだ」

そう責め続けるほど、自信はなくなります。

でも、

「完璧じゃなくてもいい。」

「苦手なことがあってもいい。」

そう思えたとき、不思議なくらい心に余裕が生まれます。

余裕がある人は、新しいことに挑戦できます。

挑戦するから経験が増え、成長していきます。

つまり、ダメな自分を認めることが、理想の自分への第一歩になるのです。

まとめ

人生は、嬉しいことだけを選ぶことはできません。

成功には失敗がつきものです。

出会いには別れがあります。

信頼には裏切られる可能性もあります。

だからこそ、「これはダメだ」と切り捨てるのではなく、

「そういうこともある」

と受け入れてみてください。

不思議なことに、避け続けていたものを受け入れた瞬間、心は軽くなり、本当に欲しかったものへ自然と近づいていけます。

人生は、「嫌なものをなくしてから幸せになる」のではありません。

嫌だと思っていたものも人生の一部として受け入れたとき、本当の安心や幸せが少しずつ見えてくるのです。

コメント


認証コード2524

コメントは管理者の承認後に表示されます。